化学療法を施行した進行・再発胃がん例における効果予測因子および予後因子に関する研究

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化学療法を施行した進行・再発胃がん例における効果予測因子および予後因子に関する研究

JCOG9912A1の研究概要

研究名:化学療法を施行した進行・再発胃がん例における効果予測因子および予後因子に関する研究

本研究は、「切除不能または再発胃がんに対する5-FU持続静注療法/CPT-11+CDDP療法/S-1単独療法による第III相試験(JCOG9912)」という臨床試験に附随して行っている研究です。JCOG9912に参加された患者さんの治療を始める前に採取した病理検査標本からmRNAという物質を抽出して、その発現パターンから抗がん剤の効果や副作用などを予測する新しい指標を確立することを目的としています。この研究の結果により、個々の患者さんに合わせた最も効果的な抗がん剤治療を選択することができるようになることを期待しています。

本研究では、JCOG9912に参加された患者さんの病院に保存されている病理検査標本の一部を、国立がんセンター中央病院に収集して使用させていただきますが、あらたに追加検査を行うことはありません。なお、標本はすべて個人が特定できないように匿名化して使わせていただきます。

本研究への参加は患者さんの自由意思であり、参加しなくても不利益はありません。ご自分の病理検査標本や情報を研究に使わないで欲しい、というご希望がありましたら、担当医師までご相談下さい。


JCOG9912A1研究代表者・研究事務局
山田 康秀
国立がんセンター中央病院消化器内科