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胃がんグループ JCOG1001S3の結果がAnnals of Gastroenterological Surgery(IF: 2.7) に掲載されました
論文・学会発表- 胃がんグループ JCOG1001「深達度SS/SEの切除可能胃癌に対する網嚢切除の意義に関するランダム化比較第III相試験」の副次的解析結果がAnnals of Gastroenterological Surgery に掲載されました
- Toriumi T, Terashima M, Mizusawa J, Uemura K, Kurokawa Y, Takiguchi S, Doki Y, Hihara J, Imamura H, Takagane A, Ito S, Yoshikawa T, Sano T, Sasako M. Association between the antiadhesion membrane and small bowel obstruction after open gastrectomy: A supplemental analysis of the randomized controlled JCOG1001 trial. Annals of gastroenterological surgery.
- 術後小腸閉塞（SBO）は、主に術後の癒着が原因となる主要な合併症の一つである。近年、術後SBO予防のために癒着防止シートが普及してきた。しかし、胃癌手術領域ではその有効性はまだ確認されていない。ここでは、胃癌に対する開腹胃切除症例における癒着防止シートのSBO予防効果を検討するため、ランダム化比較試験JCOG1001の補足解析を行った。
- 癒着防止シートは開腹胃切除術後のSBO発生率を減少させなかった。したがって、癒着防止シートの使用は胃癌手術におけるSBOの予防には有効ではない。