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肺がん内科グループ JCOG2007のサイトカイン放出症候群に関するケースシリーズの報告がAnnals of Oncology (IF: 50.5)に掲載されました
論文・学会発表- 肺がん内科グループ JCOG2007のサイトカイン放出症候群に関するケースシリーズの報告がAnnals of Oncology (IF: 50.5)に掲載されました
- Shiraishi Y, Sekino Y, Horinouchi H, Ohe Y, Okamoto I. High incidence of cytokine-release syndrome in patients with advanced NSCLC treated with nivolumab plus ipilimumab. Annals of Oncology. 2023.
- 未治療の進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象に、ニボルマブ+イピリムマブ併用プラチナ製剤併用化学療法(2サイクル)とペムブロリズマブ併用プラチナ製剤併用化学療法を比較する多施設共同非盲検無作為化第III相試験(JCOG2007)を実施した。患者登録は2021年4月に開始され、目標症例数は422例であった。しかし、ニボルマブ+イピリムマブ群に割り付けられた148例のうち、11例(7.4%)に治療関連死(TRD)が認められ、その内訳は肺炎4例、サイトカイン放出症候群(CRS)3例、心筋炎1例(実症例および疑い例)、敗血症1例、血球貪食症候群1例であった。
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