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JCOG胃がんグループ JCOG1001の副次的解析論文がAnnals of Gastroenterological Surgery (IF: 3.3)に掲載されました
論文・学会発表- JCOG胃がんグループ JCOG1001の副次的解析論文がAnnals of Gastroenterological Surgery (IF: 3.3)に掲載されました
- Yamada T, Kurokawa Y, Mizusawa J, Takeno A, Hihara J, Imamura H, Takagane A, Nunobe S, Fukuda H, Takiguchi S, Doki Y, Boku N, Yoshikawa T, Terashima M, Sano T, Sasako M. Risk factors for body weight loss after gastrectomy for gastric cancer analysed from the JCOG1001 phase III trial. Annals of gastroenterological surgery. 2021;32(n/a):S1056-S.
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目的
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第III相試験（JCOG1001）のデータを用いて、胃切除術後の体重減少率（BWL）に関連する要因を調査すること。
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方法
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本事後解析にはJCOG1001試験の728例を対象とした。体重減少率（%BWL）は、術前体重と比較した補助化学療法開始直前の体重減少率として定義した。%BWL≥10の有無で、背景因子、手術方法、術後データを比較した。%BWL≥10達成への各因子影響をロジスティック回帰分析で算出した。
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結果
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%BWL ≥ 10は258例（35.4%）で認められた。%BWL ≥ 10群では、男性、術前BMI ≥ 25、全胃切除術、手術時間 ≥ 238分、術中出血量 ≥ 285mL、術後合併症の頻度が高かった。多変量解析では、術前BMI≥25（オッズ比［OR］1.870、95％信頼区間［CI］1.267-2.762、p＜0.01）、全胃切除術（遠位胃切除術と比較）（OR 3.252、95％CI 2.220-6.668、p＜0.01）、術中出血量≥285mL、術後合併症が%BWL≥1 [CI] 1.267-2.762, p＜0.01)、全胃切除術（遠位胃切除術と比較）（OR 3.252, 95% CI 2.291-4.617, p＜0.01）、およびグレード2-4の術後合併症（グレード0-1と比較） （オッズ比 3.229、95% 信頼区間 2.192-4.756、p＜0.01）が、%BWL ≥ 10% の独立した危険因子であった。
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結論
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術前の高BMI、全胃切除術、および/または術後合併症は、胃癌に対する胃切除術後の術後体重減少率（BWL）≥10% の危険因子であった。
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