トピックス

  1. TOP
  2. トピックス
  3. JCOG肺がん外科グループ/肺がん内科グループによる JCOG1205/1206 (HGNEC-EP/IP-P3) の最終解析論文が Lung Cancer (IF: 4.4)に掲載されました

JCOG肺がん外科グループ/肺がん内科グループによる JCOG1205/1206 (HGNEC-EP/IP-P3) の最終解析論文が Lung Cancer (IF: 4.4)に掲載されました

論文・学会発表
  • JCOG肺がん外科グループ/肺がん内科グループによる JCOG1205/1206 (HGNEC-EP/IP-P3) の最終解析論文が Lung Cancer (IF: 4.4)に掲載されました
  • Kenmotsu H, Niho S, Tsuboi M, Wakabayashi M, Ishii G, Asahina H, Watanabe K, Kiyoshima M, Iwata T, Nakamura Y, Nakahara Y, Chen-Yoshikawa TF, Nishino K, Nishio W, Yokoyama T, Mitome N, Asamura H, Ohe Y, Watanabe S-i. Five-year overall survival in JCOG1205/1206: irinotecan or etoposide plus cisplatin for resected high-grade neuroendocrine carcinoma of the lung. Lung Cancer. 2026:109386.
  • 背景
    • 本研究の目的は,肺がん病理病期I-IIIA期高悪性度神経内分泌癌(HGNEC)患者に対する術後補助化学療法として,イリノテカン+シスプラチン併用療法(IP)とエトポシド+シスプラチン併用療法(EP)を比較し,長期追跡下における全生存期間(OS)を評価することであった.
  • 方法
    • JCOG1205/1206は,術後補助化学療法としてのIP療法とEP療法の有効性を比較するランダム化非盲検第III相試験である.病理病期I--IIIA期で,HGNECを完全切除された患者を,IP群またはEP群に無作為に割り付けた.主要評価項目は無再発生存期間(RFS),副次評価項目は全生存期間(OS)とした.解析は,最終患者登録から5年後の時点のデータを用いて実施した.また,本試験では中央病理診断判定もあらかじめ計画された.
  • 結果
    • 2013年4月から2018年10月までに,221例が登録された(EP群111例,IP群110例).アップデート後の3年および5年RFSは,EP群でそれぞれ68.5%および65.7%,IP群でそれぞれ71.8%および65.2%であり,ハザード比(HR)は1.026(95%信頼区間[CI], 0.670-1.569)であった.3年および5年OSは,EP群でそれぞれ85.6%および73.5%,IP群でそれぞれ83.6%および72.4%であり,HRは1.175(95% CI, 0.742-1.861)であった.各施設での病理診断と中央病理診断判定との一致率は75.6%(95% CI, 69.4%-81.1\%)であった.
  • 結論
    • 完全切除されたHGNEC患者において,アップデート後のRFSおよびOSのいずれについても,両治療群間に有意差は認められなかった.