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JCOG消化器内視鏡グループによる JCOG1217の主解析論文がDigestive Endoscopy (IF: 4.7)に掲載されました
論文・学会発表- JCOG消化器内視鏡グループによる JCOG1217の主解析論文がDigestive Endoscopy (IF: 4.7)に掲載されました
- Tanaka M, Ono H, Takizawa K, Iwamoto S, Sano Y, Abe S, Kadota T, Wada T, Ishiyama A, Nakanishi H, Nagata S, Fukuda H, Muto M, Yano T, Group tGESGotJCO. A Randomized Controlled Phase 3 Trial of Oral Prednisolone Administration Versus Local Triamcinolone Injection Therapy for Esophageal Stricture Prevention After Extensive Endoscopic Submucosal Dissection (JCOG1217). Digestive Endoscopy. 2026;38(6):e70195.
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目的
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広範囲の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)後の食道狭窄(ES)予防に対して、内視鏡下局所トリアムシノロン注入は標準治療であるが、経口プレドニゾロン投与も有望な代替治療として期待されている。本試験では、広範囲ESD後のES予防において、経口プレドニゾロン投与が局所トリアムシノロン注入より優れているかを検証した。
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方法
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本試験は、広範囲の表在型食道扁平上皮癌患者を対象とした第III相、多施設共同、非盲検、ランダム化比較試験である。主要評価項目は狭窄非発生生存期間(stricture-free survival: SFS)とした。副次評価項目は、ESD後12週間以内の内視鏡的バルーン拡張術(EBD)の施行回数、ESD後12週時点での嚥下障害スコア1以下の割合、および有害事象(AE)とした。
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結果
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45施設から計281例が登録された。12週時点のSFS率は、トリアムシノロン群で88.5%(95%信頼区間[CI]: 81.6-92.9)、プレドニゾロン群で94.8%(95%CI: 89.4-97.5)であった(ハザード比 0.672、90%CI: 0.361-1.250、p = 0.14)。ESD後12週間以内に、トリアムシノロン群では14例に対して計38回、プレドニゾロン群では10例に対して計26回のEBDが施行された。ESD後12週時点で嚥下障害スコア1以下であった患者の割合は、トリアムシノロン群で73.8%(95%CI: 65.7-80.8)、プレドニゾロン群で80.7%(95%CI: 73.2-86.9)であり、群間差は認められなかった(p = 0.20)。Grade 3/4の有害事象は、トリアムシノロン群で12例(8.7%)、プレドニゾロン群で9例(6.7%)に認められた。
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結論
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経口プレドニゾロン投与と局所トリアムシノロン注入は同程度の治療成績を示したが、広範囲食道ESD後の食道狭窄予防において、経口プレドニゾロン投与の優越性は示されなかった。
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