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JCOG食道がんグループによる JCOG1409の副次的解析論文がEsophagus (IF: 5.8)に掲載されました

論文・学会発表
  • JCOG食道がんグループによる JCOG1409の副次的解析論文がEsophagus (IF: 5.8)に掲載されました
  • Nomura M, Takeuchi H, Ando M, Tsubosa Y, Kikuchi H, Kawakubo H, Noma K, Ueno M, Tsushima T, Bamba T, Fujita T, Hamai Y, Kakishita T, Daiko H, Koyanagi K, Matsuda S, Kato K, Sasaki K, Sekita T, Machida R, Kitagawa Y. Clinical diagnostic accuracy and lymph node metastasis patterns in clinical T1bN0M0 esophageal squamous cell carcinoma: a supplementary analysis of JCOG1409. Esophagus. 2026.
  • 背景
    • JCOG0502の結果に基づき,cT1bN0M0食道扁平上皮癌(ESCC)に対する標準治療は食道切除術および化学放射線療法である。同試験では,27.0%の患者に病理学的リンパ節転移(LNM)が認められた。画像診断技術の進歩に伴い,診断精度も向上している可能性がある。本JCOG1409の補足解析では,cT1bN0M0 ESCCにおけるリンパ節転移陽性割合およびリンパ節転移部位を含む臨床診断精度を明らかにすることを目的とした。
  • 方法
    • ESCCに対する胸腔鏡下食道切除術と開胸食道切除術を比較したJCOG1409のデータを解析し,cT1bN0M0症例に焦点を当てた。全患者がD2以上のリンパ節郭清を伴う食道切除術を受けており,術前治療を受けた患者はいなかった。原発巣の病理学的腫瘍深達度,リンパ節ステーション,およびLNMの頻度を含む病理学的所見を評価した。
  • 結果
    • 本解析には計89例が含まれた。pT1bと診断された症例は66.3%(59/89例)であった。N因子の診断精度については,臨床的N0と診断された89例のうち17例(19.1%)に病理学的LNMが認められた。上部胸部食道癌では,LNMは頸部および上縦隔領域に限局していた。一方,下部胸部食道癌では,LNMは上縦隔および腹部領域に認められた。これに対し,中部胸部食道癌では,広範な多領域LNMが認められた。
  • 結論
    • JCOG1409におけるLNMの診断精度はJCOG0502と比較して向上していたものの,T1bN0M0の臨床診断はいまだ正確とはいえない。