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JCOG大腸がんグループ JCOG1915のデザインペーパーがJapanese Journal of Clinical Oncology (IF: 1.9)に掲載されました
論文・学会発表- JCOG大腸がんグループ JCOG1915"再発低リスク大腸癌に対するレスインテンシブサーベイランスの単群検証的試験"のデザインペーパーがJapanese Journal of Clinical Oncology (IF: 1.9)に掲載されました
- Sekino Y, Moritani K, Mizusawa J, Shida D, Shunsuke T, Hamaguchi T, Takashima A, Shiomi A, Ito M, Takayama Y, Kinouchi M, Fujita S, Shiozawa M, Ueno H, Ikeda S, Takii Y, Sano Y, Kataoka T, Fukuda H, Kanemitsu Y. Protocol digest of a single-arm confirmatory trial for less intensive postoperative surveillance in low-risk colorectal cancer patients: JCOG1915 (less study). Jpn J Clin Oncol. 2025 May 22.
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日本結腸直腸癌学会のガイドラインでは、治癒切除された病理学的I-III期大腸癌に対する集中的サーベイランスを推奨している。しかし、サーベイランスの最適な方法、期間、頻度に関する世界的なコンセンサスはまだ得られておらず、サーベイランスの有用性を証明した臨床試験もない。われわれは、再発の危険因子を持たないI期または低リスクのII期大腸癌に対して、リンパ節郭清を伴うR0切除を行った後、レスインテンシブサーベイランスの有効性を確認する臨床試験を実施している。このレスインテンシブサーベイランス法が有効であると証明されれば、医療費はかなり削減されるであろう。主要エンドポイントは全生存期間である。2年間で59施設から合計680人の患者が登録される。本試験は日本臨床試験登録(jRCT)に試験番号jRCT1030220350として登録されている。
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キーワード:大腸癌、医療経済学、レスインテンシブサーベイランス。