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JCOGリンパ腫グループ JCOG2201のデザインペーパーがJapanese Journal of Clinical Oncology (IF: 2.2)に掲載されました
論文・学会発表- JCOGリンパ腫グループ JCOG2201のデザインペーパーがJapanese Journal of Clinical Oncology (IF: 2.2)に掲載されました
- Sano Y, Miyazaki K, Yamaguchi M, Taguchi S, Machida R, Kawabata K, Fukuda H, Shimada K, Nagai H, Munakata W, Maruyama D, Group JCOGLS. Protocol digest of a randomized phase III study of pola-R-CHP/high-dose methotrexate/IT vs. pola-R-CHP/IT for newly diagnosed diffuse large B-cell lymphoma with high risk of central nervous system relapse: JCOG2201 (PREMIER). Japanese Journal of Clinical Oncology. 2025.
- びまん性大細胞型B細胞リンパ腫（DLBCL）は、非ホジキンリンパ腫の中で最も頻度の高い亜型である。中枢神経系（CNS）再発はDLBCL患者において稀ではあるが致死的な事象である。未治療DLBCL患者に対する標準治療は、ポラツズマブ ベドチン、リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、プレドニゾロン（pola-R-CHP）である。CNS再発リスクの高いDLBCL患者では、CNS予防のためにメトトレキサートとシタラビンの髄腔内（IT）投与が広く採用されているが、最適な治療法は不明である。本多施設共同無作為化第III相試験の目的は、CNS再発高リスクの未治療DLBCL患者において、IT化学療法に加えpola-R-CHP早期サイクル中に高用量メトトレキサートを投与することの優越性を確認することである。4年間にわたり、52施設から合計390名の患者を登録する。主要評価項目は無増悪生存期間である。本試験はJapan Registry of Clinical TrialsにjRCTs031230505 [https://jrct.mhlw.go.jp/latest-detail/jRCTs031230505]として登録されている。