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JCOG×m3.com連携企画に「第16回 JCOG1017試験の道のり」が公開されました
研究者・医療関係者向け- JCOG×m3.com連携企画に「第16回 JCOG1017試験の道のり」が公開されました
- 枝園忠彦(岡山大学)
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JCOG1017(PRIM-BC)試験は、de-novo stage IV乳癌(診断時に遠隔転移を有する乳がん)患者を対象に、原発巣切除の有効性を検証する目的で実施された、日本初の外科介入を含む乳腺外科領域の第III相ランダム化比較試験である。
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JCOG1017立案当時、臨床現場では「転移性乳がんでも原発巣に対して手術を行えば延命効果が得られるのではないか?」という疑問が根強く存在していたが、信頼性の高い前向き研究はこれまで存在しなかった。
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本稿では、この試験がどのように構想・実施されたのか、その軌跡を紹介したい。
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