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JCOG×m3.com連携企画に「第17回 JCOG1207試験の道のり【前編】」「第17回 JCOG1207試験の道のり【後編】」が公開されました
研究者・医療関係者向け- JCOG×m3.com連携企画に「第17回 JCOG1207試験の道のり【前編】」「第17回 JCOG1207試験の道のり【後編】」が公開されました
- 青山育雄(大津赤十字病院)
- 消化器内視鏡が、がん診療にかかわる分野は多岐にわたります。内視鏡画像や生検組織による診断や、ESD(内視鏡的粘膜下層切開剥離術)をはじめとする早期癌に対する低侵襲治療以外にも、癌やがん治療により発生した症状の緩和を目的とした治療も担っています。
- JCOG1207は食道がん術後吻合部狭窄に対する症状の改善を目標としたランダム化比較第II/III相試験でした。がん治療の臨床試験ではOS(全生存期間)やPFS(無増悪生存期間)が主要なエンドポイントとされることが多いですが、本試験のように症状緩和を目標とした内視鏡治療に関する試験では、試験デザインの設定など、他分野とは違う難しさがあると感じます。本稿では、JCOG1207を通して消化器内視鏡グループが得た経験を紹介します。
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