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JCOG×m3.com連携企画に「第8回 JCOG1006試験の道のり【前編】」が公開されました
研究者・医療関係者向け- JCOG×m3.com連携企画に「第8回 JCOG1006試験の道のり【前編】」が公開されました
- JCOG大腸がんグループ 瀧井康公 先生(新潟県立がんセンター新潟病院)
- JCOG1006「大腸癌切除における適切な切除手順に関するランダム化比較試験」は、Stage II、III大腸癌を対象に、剥離手順に関する手術術式を純粋に比較した臨床試験です。腫瘍部位の腸管剥離を先に行う標準治療(Conventional Technique: CoT)では腫瘍細胞の散布の可能性が指摘されており、中枢側の脈管(血管・リンパ管)を先に結紮・切離してから腫瘍部位の腸管剥離を行う試験治療(No-touch Isolation Technique: NTIT)を行うことにより、術中の腫瘍細胞散布が抑えられ、再発を抑制し得る可能性が指摘されていました。
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