JCOG共用基準範囲

JCOG共用基準範囲

「JCOG共用基準範囲」について

本「JCOG共用基準範囲」は、2013年6月、特定非営利活動法人日本臨床検査標準協議会(Japanese Committee For Clinical Laboratory Standards:JCCLS)にて策定された、「共用基準範囲」を元に、JCOG試験で取り扱う臨床検査値の基準範囲を定めたものであり、JCOG運営委員会の承認を得たものです。



「JCOG共用基準範囲」の使用上の注意

JCOG共用基準範囲は、JCOG臨床試験において、CTCAE日本語版のうち「臨床検査値の基準値をもとにgradingする項目」の個々の医療機関における施設基準値の代用とするものです。以上につきご承知いただいた上で、本JCOG共用基準範囲を参考にしていただくことは自由です。



「JCOG共用基準範囲」の公開ファイルCTCAE v5.0対応(JCOGにおける運用修正版2024年11月28日更新)

JCOG共用基準範囲(2021年9月1日更新版)のうち、CTCAE v5.0 Grade定義表内JCOGにおける運用を更新しました



「JCOG共用基準範囲」の公開ファイルCTCAE v5.0対応(CTCAE修正版2021年9月1日更新)

JCOG共用基準範囲(2020年12月21日更新版)のうち、CTCAEのGrade分類表記を更新しました



「JCOG共用基準範囲」の公開ファイルCTCAE v5.0対応(2020年12月21日更新)



「JCOG共用基準範囲」の公開ファイルCTCAE v4.0対応



JCOG共用基準範囲について(2014年4月4日)

  1. 「基準値」と「基準範囲」は検査医学用語として全く異なる意味であるが、一般医療機関等でしばしば「基準範囲」の意味で「基準値」が誤って使用されることが多いとのご指摘を、JCCLS基準範囲共用化委員会より頂いた。これに従い、JCOGでもこれまで使用していた「基準値」を「基準範囲」に修正した。
  2. 補助単位について日本検査血液学会はSI単位表記の基本である10の3乗を補助単位として用いており、これが推奨されているが、データ記入/入力のミスを避けるため「JCOG共用基準範囲に対応したCTCAE v4.0 Grade定義表」では従来通り、「mm3」での表記を残すこととする。
  3. JCCLSの共用基準範囲に含まれていない項目については、JCOG参加施設の基準範囲(上限)等の最頻値を採用した。
  4. JCOG臨床試験における対応については、以下のメモランダムをご覧ください。



ご利用に際して

JCOG研究に携わる研究者向けの資料です。掲載資料を参考にすることは自由であり、JCOGの許諾は不要です。ただし、無断転用、無断転載、内容(用語など)の改変は固く禁じます。